ここ数年、読書の記録は手書きのノートにメモ程度に書き付ける他、「読書メーター」に感想文を残していたが、どうやらアンドロイドのスマホでは読書メーターを使えなくなったようで、今まで記してきた内容が一切見られなくなってしまった。
(パソコンからログインすれば見られるようだがうちのパソコン故障中につき)
なので、また以前のようにここに残していこうと思う。
さて、昨日読み終えたのは、かの有名な、ルイザ・メイ・オルコット著、「若草物語」。
子供の頃にアニメで観たような観てないような…記憶が曖昧なのでググってみたら、私、放送時すでに高校生だったので、何度かはあるかもしれないが、毎週かじりついて観ていたわけではないもよう。
さて若草物語。
舞台は南北戦争只中のアメリカ。
戦地にいる父親を想いながら、四姉妹が母を支え、周囲に助けられながら成長していくお話。
物語の根底に信仰があるので、姉妹の成長と共に、仕事や役割があることのありがたさ、無い物、事を嘆くのではなく、ある物や周囲の人々、今に感謝し、又それらが出来なかった時には反省し、心と行動を改めることの大切さが説かれている。
かといって押し付けがましいわけでなく、姉妹と彼女らを取り巻く人達の物語に溶け込ませているので、素直に読み進める事が出来た。
そして、日々の自分の仕事(主に家事)で、手を抜いたり見ないふりをしていることの多さを省みて、ちょっとだけ腰が軽くなった。
取り急ぎ、数日前に取れたのをほったらかしだったスカートのフックを縫い付け、怠けていたウクレレの練習もした。
世間に知られるような大きなことを成し遂げなくても、日々、自分の暮らしの中で、小さな仕事や役割を果たしていくことの積み重ねが、大切なんだな。
「続・若草物語」も購入済みなので、間に何冊か挟んで、続きも読もうと思う。
現役の少女達にも、永遠の少女達にもおすすめの一冊。
![]() 若草物語改版 [ ルイザ・メイ・オルコット ] |
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